未来のかわさきマップ
10年後、20年後の川崎を、約250m四方まで近づいて見られます。総人口・子ども・働く世代の増減と、65歳以上の割合を切り替え、地域の備えや可能性を考えるための地図です。
インストール不要。年・指標・区を選び、メッシュをなぞると推計人口を確認できます。
日本全体は人口減少なのに、なぜ川崎は増える?
川崎市でも、出生数より死亡数が多い自然減はすでに始まっています。それでも2035年頃まで総人口が増える想定なのは、市外からの転入が転出を上回る社会増を、自然減より大きく見込んでいるためです。
| 期間 | 自然増減 | 社会増減 | 総人口の増減 |
|---|---|---|---|
| 2025〜2030年 | 約1.47万人減 | 約3.82万人増 | 約2.35万人増 |
| 2030〜2035年 | 約1.63万人減 | 約2.79万人増 | 約1.15万人増 |
つまり「日本の人口減少と逆の現象」ではなく、自然減を転入超過が一時的に上回る都市という見通しです。川崎市の最新推計では2035年頃をピークに、その後は人口減少へ転じます。
「+3.8%」は現在比ではない
地図で使う国のメッシュデータは、2020年国勢調査を基準にしたモデルです。地図内の2025年約153.5万人も実績値ではなく推計値で、川崎市が公表した2025年10月1日の実績155万8,559人とは約2.4万人の差があります。
| 比較 | 2025年 | 2035年 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 国のメッシュ試算同士 | 約153.5万人(推計) | 約159.3万人 | +3.8% |
| 現在の実績と市の最新推計 | 約155.9万人(実績) | 約159.3万人 | 約+3.4万人・+2.2% |
したがって「現在から2035年まで3.8%増える」という意味ではありません。現在との比較には、2025年実績と川崎市の最新推計による約2.2%増を使うのが適切です。
根拠資料: 川崎市の2025年10月1日人口/川崎市総合計画改定に向けた将来人口推計
国のメッシュ試算から見える地域差
国土交通省の250mメッシュ別試算を川崎市7区で合計すると、総人口は2025年推計の約153.5万人から2035年に約159.3万人へ増え、2045年の約161.0万人が最大になります。一方、川崎市の最新推計は2035年頃がピークです。作成時期と仮定が異なるため、市全体の最新見通しには市推計を、細かな地域差を見る用途にはメッシュ試算を使い分けてください。
| 年 | 総人口 | 0〜14歳 | 15〜64歳 | 65歳以上 | 高齢者割合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年 | 約153.5万人 | 約17.9万人 | 約103.2万人 | 約32.5万人 | 21.2% |
| 2035年 | 約159.3万人 | 約17.2万人 | 約103.1万人 | 約38.9万人 | 24.4% |
| 2045年 | 約161.0万人 | 約17.7万人 | 約97.7万人 | 約45.6万人 | 28.3% |
| 2070年 | 約152.5万人 | 約14.6万人 | 約90.2万人 | 約47.8万人 | 31.3% |
市全体の人数だけを見ると変化は緩やかですが、内訳は同じではありません。高齢者割合は2025年の21.2%から2070年には31.3%へ上がる試算です。また、増えるメッシュと減るメッシュが隣り合うため、区の平均だけでも地域差を見落とします。
2035年、7区はどう変わる?
| 区 | 2025年 | 2035年 | 増減率 | 2035年の高齢者割合 |
|---|---|---|---|---|
| 川崎区 | 約22.5万人 | 約23.4万人 | +4.1% | 25.1% |
| 幸区 | 約17.1万人 | 約18.0万人 | +5.4% | 22.7% |
| 中原区 | 約26.5万人 | 約28.2万人 | +6.7% | 19.3% |
| 高津区 | 約23.1万人 | 約24.2万人 | +4.6% | 23.6% |
| 多摩区 | 約22.4万人 | 約22.6万人 | +0.6% | 24.8% |
| 宮前区 | 約23.8万人 | 約24.1万人 | +1.3% | 27.5% |
| 麻生区 | 約18.1万人 | 約18.7万人 | +3.6% | 29.7% |
区別では2035年まで全7区が増加する試算ですが、増え方と年齢構成には差があります。マップでは区を選んだうえで、さらに250mメッシュの違いまで確認できます。
このマップでできること
- 2030〜2070年を5年刻みで切り替える
- 2025年比の総人口・0〜14歳・15〜64歳の増減率を見る
- 選択年の65歳以上人口の割合を見る
- 川崎市全域または7区に絞って、地域全体とメッシュの両方を比べる
数字を読むときの3つの注意
- 2025年も推計値です。2020年国勢調査を基準にした試算なので、住民基本台帳などの実績人口とは一致しません。
- 小さな地域ほど誤差の影響が大きく見えます。人口が少ないメッシュでは数人の違いでも増減率が大きくなります。
- 秘匿・合算処理があります。少人数の年齢別人口は近隣メッシュへ移され、元メッシュは0、合算先は周辺を含む値になります。二重計上ではありませんが、単独メッシュの比較には使えないため、地図では両方を灰色の比較対象外にしています。
よくある質問
川崎市の10年後の人口は増える?
川崎市の最新推計では、2025年10月1日の実績約155.9万人から2035年約159.3万人へ、約3.4万人・2.2%増える想定です。地図上の+3.8%は、国の2025年推計値を基準にしたモデル内の比較です。
日本全体は人口減少なのに、なぜ川崎は増えるの?
川崎市でも自然減は進みますが、2035年頃までは転入超過による社会増がそれを上回ると見込まれているためです。増加は永続せず、市の最新推計では2035年頃から減少へ転じます。
川崎市の人口ピークはいつ?
川崎市の最新推計では2035年頃です。この地図で使う国のメッシュ試算合計は2045年が最大ですが、現在の市全体の見通しには市の新しい推計を優先してください。
将来推計人口は予言なの?
予言ではありません。現在までの統計と仮定を使った試算です。住宅開発、転入転出、出生率、政策などが変われば、実際の人口も変わります。
町丁目ごとの人口として使える?
250mメッシュは緯度・経度で区切った区域で、町丁目境界とは一致しません。町名単位の人口と読み替えず、周辺を含む傾向として見てください。
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データの出典と注意
加工: 神奈川県GeoJSONから川崎市7区(行政区域コード14131〜14137)を抽出し、人数は表示用に丸めています。
注意: 本マップは川崎市の公式情報ではありません。推計値は将来を保証せず、不動産・出店・行政サービス等の判断を単独で支えるものではありません。
実データを開く: 国土数値情報 250mメッシュ別将来推計人口 / 川崎市 総合計画改定に向けた将来人口推計 / 川崎市統計書 令和7年版
更新履歴
- 2026年7月26日 公開(1,778メッシュ、2025〜2070年)