土のうステーション46か所。区によって16倍の差があるのを知っていますか
2026年7月19日 | データ: 川崎市各区公式ページ(2026年7月時点)
大雨の前に無料で土のうを持ち出せる「土のうステーション」。川崎市内には46か所あります——が、この46か所、どの区に住んでいるかで事情がまったく違うことをご存じでしょうか。各区の公式ページを全部集計して地図にしたとき、いちばん驚いた数字がこれです。
区別に数えてみた
| 区 | 土のうステーション | 備考 |
|---|---|---|
| 宮前区 | 16か所 | 2025年9月の豪雨後に増設 |
| 高津区 | 15か所 | 市内でいち早く整備が進んだ区 |
| 中原区 | 7か所 | 2025年9月の豪雨後に増設 |
| 多摩区 | 5か所 | 区役所道路公園センターの配布も併用 |
| 川崎区 | 2か所 | 2025年9月の豪雨後に増設 |
| 幸区 | 1か所 | 2025年11月に初設置 |
| 麻生区 | 0か所(常設なし) | 区役所道路公園センターの窓口配布制 |
最多の宮前区16か所に対し、幸区は1か所。16倍の差です。麻生区にいたっては常設ステーションがなく、必要なときに区役所道路公園センターへ連絡して受け取る配布制です(事前連絡推奨)。「土のうステーションがある」という知識だけ持っていても、区によっては置いていない——これは意外と知られていません。
2025年9月11日が変えたこと
この配置には歴史があります。先行して整備を進めていたのは高津区(15か所)。そして2025年9月11日の記録的な豪雨で有馬川周辺などが浸水した後、宮前区・中原区・川崎区で増設が行われ、幸区には同年11月に初めて設置されました。つまりいまの46か所という数字は、あの日の被害を受けて増えた「途中経過」です。裏を返せば、被害が起きる前の備えは区によって濃淡があった、ということでもあります。
数より大事なのは「自分の最寄り」
区ごとの数はあくまで面の話で、実際に大事なのは「自宅から一番近い1か所」です。かわさき水害そなえマップでは、46か所すべての位置と、お住まいの町から最寄りの土のうステーション・水害時避難場所まで徒歩何分かが確認できます。回覧板で配れるA4一覧も印刷できます。
土のうは大雨が始まってから取りに行くものではなく、予報の段階で備えるものです。警報が出てから調べるのではなく、晴れている日に一度、最寄りを確認しておいてください。
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出典と注意
出典: 川崎市各区公式ページの土のうステーション案内(2026年7月時点の掲載内容を集計)。設置数は今後も変わる可能性があります。
注意: 本記事は市の公式情報ではありません。実際の避難の判断は川崎市の防災情報に従ってください。
注意: 本記事は市の公式情報ではありません。実際の避難の判断は川崎市の防災情報に従ってください。